CMOマーケティングレター #56
マーケティング
SDGsの認知率は9割以上、「内容まで含めて知っている」との回答は第1回調査の11倍超に【電通調査】
SDGsの認知率(「内容まで含めて知っている」「内容はわからないが名前は聞いたことがある」の合計)は91.6%で、前回の2022年1月に実施した第5回調査の86.0%から5pt以上増加した。
「内容まで含めて知っている」と回答した人の性年代別内訳では、女性10代が72.4%、男性10代が58.5%の順に割合が高くなった。
サステナビリティに関連する15のテーマについて、認知度(「内容を詳しく説明できるくらい知っている」「簡単な内容なら説明できるくらい知っている」「説明できるほどではないが、一応内容まで知っている」「聞いたことがある程度」の合計)は、「食品ロス」が92.6%、「ジェンダー平等」が90.2%、「再生可能エネルギー」が90.1%と高い結果になった。
大分県が挑むデータ起点の観光マーケティング 来訪者の消費額増を狙った「ミッドナイトおおいた」とは?
三井住友カードと連携し、キャッシュレスデータから購買者の属性を分析した。それにより、20代と60-70代のユーザーが活発に消費を行っていることが分かった
またアド・セイルは「三井住友カード様の分析結果から、宿泊を伸ばさなければ消費金額増にはつながらないことがわかった」ため、「少しでも長く滞在して多く消費していただくため、“夜”にフォーカスして「ミッドナイトおおいた」というコンセプトを提案。合計8種類の動画を制作し、ペルソナに合わせて広告を配信」した。
コロナに対する不安度が過去最低値、ピーク時の半分以下【クロス・マーケティング調査】
直近1ヵ月間の外出行動は、「公園」「宿泊をともなう旅行(国内)」「映画館」「帰省を除く日帰り旅行」が1割を超える結果となった。また、「映画館」「銭湯・スパ・サウナ」「帰省」「スポーツ観戦」などへの外出は、前回調査と比較してゆるい上昇傾向にあることがわかる。
「直近1週間のストレス度」は、先月から5pt減の37%となり、2020年の1回目の緊急事態宣言解除後と第2波が落ちついた時期の結果と並ぶ最低値となった。
アイレップら、デジタルマーケターのための動画学習コンテンツ「D-PRACTICE」の共同開発へ
D-PRACTICEの共同開発にあたっては、両社が培ってきたトレーニングノウハウをかけ合わせ、デジタルマーケティング人材育成の様々なニーズに対応することを目指す。今後より幅広い領域で深い学習レベルを実現する総合的なデジタルマーケティングコンテンツを提供する予定だ。
D-PRACTICEのコンテンツは、DIGIFULアカデミーとジッセン! オンラインそれぞれのサービス内で提供予定。また、両学習サービスの独自コンテンツの一部も、D-PRACTICEとして視聴可能にする。
リチカ、バンタンと「Z世代運用型SNSプラン」を開始 Z世代の学生クリエイターが企業アカウントを支援
リチカは、バンタンが運営する「ヴィーナスアカデミー」と共同で、Z世代クリエイターの育成プログラムを開始した。ヴィーナスアカデミーは、ファッション・ヘアメイク・ネイル・エステティック・モデル・インフルエンサーなどの美容専門スクールだ。
これにともない、アカデミーに所属する学生クリエイターが企業のSNSアカウントの企画から撮影までをサポートする「Z世代運用型SNSプラン」をリリース。Z世代である学生クリエイターがサポートすることで、Z世代が欲しい情報をより自然な形で発信できる。
DACと博報堂アイ・スタジオ、機械学習を用いた広告配信サービスを提供 クリエイティブ制作もサポート
同サービスは、企業が保有する1stパーティデータの活用から広告配信までをワンストップ体制でサポート。Google Cloudやその他CDPに蓄積されたデータをもとに、機械学習で得られた特徴量を広告配信に活用していく。
具体的には、Google AnalyticsデータやGoogle Cloud、その他CDPデータをもとに機械学習モデルを構築。その中から広告主の課題に合った機械学習を実施し、発見したインサイトを広告配信に活用する。
テクノロジー
日立が生成AIの安全・有効な利活用を推進する新組織「Generative AI センター」設置
「Generative AI センター」では、日立グループ32万人がさまざまな業務で生成AIの利用を進めて生産性向上へのノウハウを蓄積し、安全な利用環境を顧客企業に提供する。
生成AIの先端的なユースケースや価値創出を支援するコンサルティングサービスを6月に始める。
「Pinterest」にコンテンツの作成をシンプルにする方法を導入、簡単に作成可能に
Pintarestは、クリエイターによるコンテンツ作成に関する全ての機能を1つのフォーマット「ピン」に統一し、コンテンツが簡単に作成できるようにした。
ピンはお気に入りのアイデアを保存するブックマーク。画像、動画などさまざまなタイプのピンが作成・保存できる。今回、画像と動画を組み合わせてコンテンツをまとめられる特長を生かし、コンテンツ作成を効率化した。
若年層の3割超がコロナ禍後もマスク「外したくない」と回答/「外している」は27%【ビッグローブ調査】https://markezine.jp/article/detail/42233
若年層(n=600)に「マスクに関してストレスを感じる事象」を聞き、その結果を男女別で見た。その結果、男性では「公共交通機関で他者がマスクをしないこと(51.7%)」、女性では「素顔を出すこと(66.7%)」が最多回答となった。
若年層(n=600)にマスクで素顔が隠れることについてどう思うかを聴取。その結果を男女別で見ると、男性では「ひげ剃り不要で楽だった(30.3%)」が、女性では「化粧不要で楽だった(45.7%)」がトップ回答だった。
サイバーエージェントが日本語に特化したLLM(大規模言語モデル)を開発して活用開始
同社が保有する大規模な日本語データを生かして開発し、より自然な日本語の文章生成が可能だ。
日本語LLMは広告配信やクリエイティブ制作の技術課題に取り組むAI研究開発組織「AI Lab」と、プロダクト開発チームが共に研究開発している。今後、産学連携の取り組みを通じて、国内における自然言語処理技術の発展に貢献する。
ブレインパッドと伊藤忠商事、「生成AI研究ラボ」を共同設立 業務変革や新規ビジネス開発を支援
ブレインパッドと伊藤忠商事は、ChatGPTなどの生成AIを用いて企業の業務変革や新規ビジネス開発支援を行う「生成AI研究ラボ」の共同設立を発表した。
これにともない、伊藤忠商事では全社員が生成AIを自由に活用できる環境を整備。日常業務を通して生産性向上の検証を開始し、生成AIの実用化を目指す。