こんにちは、Senjuです。
ここ数週間でChatGPTやAI Bing、Bardなどがでてきたことによりマーケティング領域でもAIに関する記事が増えてきました。ですので今後はAIに関する記事を上げる際はカテゴリを分けようかなと思います。
それでは、CMOマーケティングレター#48です。
広告
【ニュース】Microsoft広告が2月のアップデート内容を発表
利用可能な地域の拡大
Microsoft広告は新たに34市場に進出し、全世界で合計164の市場に進出しています。
Microsoft Audience Network上での自動入札とラストタッチアトリビューション
2023年2月より、Microsoft Audience Networkで強化されたクリック単価(Enhanced Cost Per Click)が利用可能となりました。
また、ラストタッチアトリビューション機能も利用可能となりました。
自動入札のデータ除外
すべての自動入札戦略にて、データの除外が利用可能となりました。
新しい購買意向の強いユーザー セグメントとカスタムの組み合わせのパイロット
新しい購買意向の強いユーザーセグメントが追加されます。まずはインドで開始され、英国、米国、フランス、ドイツ、オーストラリアで利用可能となりました。
コンバージョン トラッキングの機能強化
スマート キャンペーン向け Google広告インポートが11の市場で利用可能に
【ニュース】TikTok、オーガニック投稿広告変換ツール『プロモート』に新しいブースト機能などを追加
TikTok プロモートの新機能
今回追加されたTikTok プロモートの新機能は以下の通りです:
目的に「プロフィール閲覧数増加」追加
目的「メッセージを増やす」追加
クリエイターのコンテンツをブースト
ロケーションターゲティングの追加
SEO
Google、リンクのベストプラクティスを更新。アンカーテキスト、内部リンク、外部リンクに関するアドバイスを追加
以前のドキュメントでは、リンクをクロールできるようにすることだけに主眼を置き、次の 2 つをベストプラクティスとして挙げていました。
適切な
<a>
タグを使用する解決可能な URL へのリンク
更新後のドキュメントでは、アンカーテキストと内部リンク、外部リンクに関するベストプラクティスを加え、次の 5 項目に増えました。
リンクをクロールできるようにする
アンカーテキストの設置場所
適切なアンカーテキストを書く
内部リンク: コンテンツを相互に参照する
外部リンク: 他のサイトにリンクする
「誰が、どのように、なぜ」そのコンテンツを作ったのか?をあなたは明確に説明できるか?
「有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成」についての指針を示すドキュメントに “Who, How, and Why“(誰が、どのように、なぜ)に関するガイダンスを Google は追加しました。
誰が(コンテンツを)作成したのか
コンテンツの E-E-A-T を直感的に理解するのに役立つものは、誰が作ったのかが明確な場合です。それは、「誰が」を考えることです。
誰がコンテンツを作成したかが明確に示されていれば、E-E-A-T のコンセプトに合致しており、成功への道にあると言えます。読者が期待する場合、著者名などの正確な著者情報をコンテンツに追加することを強く推奨します。
どのように(コンテンツが作成されたのか)
コンテンツがどのように作られたのかを知ることは、読者にとって有益です。これは、あなたのコンテンツに含めることを検討すべき「どのように」です。
例えば、製品レビューであれば、試した製品の数、試した結果がどうだったか、どのように試したかなどを、写真などの関連した証拠とともに、読者に理解してもらえば信頼関係を構築することができます。
なぜ(そのコンテンツが作られたのか)
「なぜ」は、おそらく、コンテンツについて答えるべき最も重要な質問でしょう。そもそも、なぜ作成されているのでしょうか?
その「なぜ」は、主に人の役に立つコンテンツ、訪問者が直接あなたのサイトに来た場合に役立つコンテンツを作成していることであるべきです。そうしているなら、一般的に E-E-A-T に合致しており、私たちのコア ランキングシステムが評価するものと一致しています。
もし、「なぜ」が、検索エンジンの訪問者を引き付けるためにコンテンツを作っているのであれば、それは、私たちのシステムが評価するものとは一致しません。検索順位を操作することを主な目的として、AI 生成を含む自動化を使用してコンテンツを作成する場合、それは私たちのスパムポリシーに違反します。
マーケティング
SNSに求められるのは「つながり」よりも「おすすめ」の供給 ショート動画人気から考える、タイパ重視世代に訴求するコツ
この10年ぐらいはSNSで人とつながって、その人から情報を得ることが情報の得方としてメインだったんですが、今はそれこそ「おすすめ」。その人が何に興味を持っているのかをAIが判定して、みんなに見せてくれる。つまり情報が多いので、自分でさばききれないんです。だから機械の力をみんな借りて、日々良い情報を得るようになってきている。
去年2022年、世の中的にも「タイパ」という言葉がかなり注目されました。
つまりそれだけみんな効率よく情報を得たい。だからこそショート動画とか切り抜きとか、あとはまとめの記事、まとめの投稿を非常によく見るようになってきているんです。
AI
【コラム】BingとBard、少し嘘つきなAIたちとどう付き合っていくのか?
AI Bingは、膨大な検索データを元にして、私たちが「もっともらしい」と思う文章を、確率計算で抽出していく仕組みのようですが、ただ、使えば使うほど、どうもうさんくさい。
でも、私が「うさんくさい」と感じるのは、逆に言えば、人間に近いからだともいえます。ブラウザの裏側はソフトウェアなので、これだけ人間味が感じられるのは、本当にすごいことです。
自然言語で操作するノーコードツール、という面もあり、うまく使いこなすには、コツがいるのかもしれません。それはそれで面倒ですね。
この20年間、人々の検索行動はほとんど変わっていません。検索窓に文字を入力し、Enterを押して、その下に表示される情報を見る。それ以外のことはなかなかやってくれないんです。SiriやAlexaだってあれだけ便利なのに、「時間を聞く」「天気を聞く」「音楽を再生する」以外にはほぼ使われていないという結果が出ています。
なにより、ChatGPTはWebサイトのトラフィックにつながらない、つまりWebサイト運営会社に利益をもたらさないので、企業として「活用しよう」という判断に至りません。