こんばんわせんじゅです。
CMOマーケティングレター#47となります。
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【ニュース】Twitter社、IASとDoubleVerifyによるブランドセーフティ計測を開始
Twitterは1月26日にIntegral Ad Science(IAS)とDoubleVerifyのブランドセーフティ指標の計測が開始されたことを発表しました。まずは米国を拠点とする広告主から利用開始となります。
これまでは、アドフラウドやビューアビリティといった指標は計測できていましたが、今後は1ツイートレベルでの詳細な分析が可能となります。
これらの動きは2022年9月末に報道された大手広告主の撤退が大きく影響していると考えられます。
今回のアップデートは、離れていった広告主の一部が戻ってくることを期待しての動きとも言えるかもしれません。
Twitter API、無料提供は2月13日まで延長。月間1,500ツイートまでなら無料利用可
無料期間終了後は、制限付き無料と有料版のプランを提供予定であり、月間1,500ツイートまでなら無料利用可能。それ以上の場合は、有料化となり月100ドルでTwitter APIにアクセスが可能になるという。
サイバーエージェント「極予測LP」がTwitterとSmartNewsのディスプレイ広告に対応
サイバーエージェントは、AI(人工知能)で効果の出せるランディングページ(LP)を予測・制作する「極予測LP(キワミヨソクエルピー)」をアップデートして、「Twitter」と「SmartNews」のディスプレイ広告から流入するLPに対応した、と2月9日に発表した。
SEO
Googleが新たな会話型AIサービス「Bard」をテスト公開、品質を高めて検索での活用表明
Bardは、世界の幅広い知識と、大規模言語モデルの能力・知性・創造性を組み合わせて、Webからの最新情報を活用して質の高い応答を提供する。
たとえば「ピアノの鍵盤の数は?」のように事実に基づく回答の検索ではなく、「ピアノとギターのどちらが習得しやすいか、それぞれどのくらいの練習が必要か」のように単一の正解がない質問に対して、さまざまな洞察をまとめることができる。
マイクロソフトがAIを搭載した新たな検索エンジン「Bing」とブラウザ「Edge」を発表
米国マイクロソフトは、検索エンジン「Bing」とブラウザ「Edge」にチャット(対話)とコンテンツ生成機能をもつ人工知能(AI)を搭載したと2月7日(米国時間)発表し、日本語抄訳を2月8日に公開した。「Bing.com」 でプレビュー版の検索を試すことができる。
マーケティング
noteが「note AIアシスタント(β)」先行ユーザー募集、チャットAIで記事作成を支援
デジタルコンテンツ企画・制作・配信事業のnoteは、創作支援ツール「note AIアシスタント(β)」を近日公開するため、先行ユーザーの募集を2月8日から始める、と同日発表した。米国OpenAIが開発した自然言語処理の人工知能(AI)モデル「GPT-3」を採用した。
note AIアシスタント(β)は、月額500円の「noteプレミアム会員」と、企業・法人向け有料プラン「note pro」の利用者、一部のクリエイターに第一弾として機能を開放する。その後、先行ユーザーに応募したクリエイターにも開放して使える対象者を徐々に広げていく。
最新動向を掴む Z世代とシニア世代、広告市場、プラットフォーマーの変化
メディア接触とSNS利用率
SNSの利用率は2021年に78.7%に達し、前年より4.9%上昇した。特に60代、70代の高齢層において10%以上も上昇している。
各サービスの利用率を見ると、LINEの利用率が81.6%となり、Twitterの41.6%、Instagramの35.6%が続いた。2019年と比較すると、2022年にFacebookが33%に減少したのを除き、いずれのサービスも利用率が増加している。
EC市場とメタバースの動向
2021年のBtoC-EC市場の規模は20兆6,950億円、前年比7.35%増と前年を上回った。
2022年に大きく話題となりECとの親和性も期待されるメタバースについては、3月時点での「メタバースの認知状況」は「知らない」が53%、「自社でのビジネスへの活用に関心がある」は10%にとどまった。
何といっても検索の行動様式が大きく変わるターニングポイントである点は、Unyoo.jpの読者である広告運用者、マーケターの皆さんも今後注目していくべきと思う。