CMOマーケティングレター #65
SNS
DoubleVerifyがX(旧Twitter)のインフィード広告でブランドセーフティ最適化を提供
国内初の「ブランドセーフティ&スータビリティ(適合性)ソリューション」を開始
デジタルメディア測定・データ分析プラットフォーム事業の米国DoubleVerify(DV、ダブルベリファイ)は、X(旧Twitter)のタイムラインに表示されるインフィード広告で「ブランドセーフティ(安全性)&スータビリティ(適合性)ソリューション」を12月14日から日本国内で初めて提供する、12月6日に発表した。広告キャンペーンを運用するメディアの品質を客観的に検証・分析することができる。DVは、4A(アメリカ広告業協会)のAPB(広告保護局)と、WFA(世界広告主連盟)のGARM(責任あるメディアのための世界同盟)が推進する基準に準拠した最初の企業。今回のソリューションは、Xのタイムラインに表示される広告を直接測定して、その前後の投稿を分析・分類。基準に準拠したDVの「ブランド・セーフティ・フロア」と「スータビリティ・ティア(適合性階層)」を使用して広告コンテンツとの関連性を検証する。
キットカット新商品の販促が成功した理由: TikTok を起点に認知や店舗売上を拡大
「キットカット」は1973年に日本で販売を開始し、今年はちょうど50周年にあたるが、その節目の年のプロモーションにおいて、 TikTok が起爆剤として大いに貢献しているという。DIGIDAYでは、ネスレ日本のマーケティング部長を務める村岡慎太郎氏とTikTok for Businessの前川基氏に話を聞いた。
この商品の公式アンバサダーとして、古坂大魔王さん/ピコ太郎さんを起用。TikTokではユーザーがピコ太郎さんと一緒に盛り上げるハッシュタグチャレンジ「#キットカットチャレンジ」を開催したというわけだ。
マーケティング
ECでカゴ落ちされた理由、「購入を見送ったため」6割、「送料が発生することが分かったため」4割
ECサイトを週に1回以上利用している男女1090人に、ECサイトのカゴ落ちに関する実態調査を実施したECマーケティング支援のザオリクが実施したインターネット調査「ECサイトのカゴ落ちに関する実態調査」で、回答者の76.1%がECサイトの利用時に「カゴ落ち」した経験があると答えた。「カゴ落ち」の理由で最も多かったのは「購入を見送ったため」(65.0%)。「送料が発生することが分かったため」が43.3%、「他の商品やページを閲覧している間に忘れたため」が26.9%で続いた。「カゴ落ち」の理由「カゴ落ち」した理由の自由回答では、「保留してる間に品切れになった」「他のサイトで買うことにした」「価格がカゴに入れた時より上がったため」などがあがった。「カゴ落ち」に時間が経過してから気が付き、後悔した経験があるか聞いたところ、4割以上が後悔したと回答。「カゴ落ち」で後悔した経験その理由では、「値上がりしていたから」が57.1%で最も多く、「商品が売り切れていたから」が51.6%、「セール期間が終わっていたから」が50.4%で続いた。
2023年7月1日ユニバーサル アナリティクス(以下UA)が終了し、Googleアナリティクス4プロパティ(以下GA4)へ完全に移行されました。UAとGA4のデータの比較をされているお客様から質問がありました。UAと比較して、GA4の「直帰率」が減少しているのはなぜでしょうか?ずばり、「直帰率の定義」が異なるからです。UAはセッションベース、GA4はエンゲージメントをベースにして「直帰率」を計算しています。
そもそもの定義が同じではありませんので、数値が異なります。UAの「直帰率」と同じ感覚でGA4の数値を認識し、サイト運用を行わないよう、違いをしっかり理解しましょう。
また「直帰率」を正しく判断するためには、エンゲージメントを理解することが重要となりますね。
エンタメコンテンツにはもはや欠かせない存在に:データが実証したテレビとTikTokの親和性
テレビ離れやモバイルシフトが進んでいるといわれるなか、テレビ局はより効果的な番組の宣伝方法を模索している。
地上波ではリーチできない層にアプローチするため、デジタルのプラットフォームにドラマやバラエティの公式アカウントを設けて発信するなど、これまでもデジタル上でのプロモーションで試行錯誤が行われてきた。
テレビ東京でも以前から番宣(番組宣伝)にTikTokを活用してきたが、実際にどれほどの効果があったのか、どれだけの視聴者を獲得できたかを確認する術はなかった。しかし、博報堂DYグループが提唱する広告メディアビジネスの次世代型モデル「AaaS(Advertising as a Service)」の検証によって広告効果が可視化されたことで、PDCAがうまく回りだしたという。
店内は薄暗く無音に。「 センサリーフレンドリー 」なショッピング時間を提供する食料品:新たな顧客層を呼び込める可能性も
照明は暗く、音楽はなく、頭上のアナウンスもない。一部の食料品店は、店舗内で過剰な刺激を受ける買い物客のためにこのような環境を提供しはじめている。
ウォルマート(Walmart)は、米国とプエルトリコのすべての店舗で、毎日現地時間の午前8時から10時までをセンサリーフレンドリーな時間にすると発表した。オレゴンのポートランドにある食料品チェーン、ニューシーズンズマーケット(New Seasons Market)も、センサリーフレンドリーのショッピング時間を今月初頭から開始すると発表した。これは、19店舗のうち18店舗で週に1回行われる。一方、ターゲット(Target)は今月初頭にオハイオにある2店舗で、午前7時から8時までセンサリーフレンドリーなホリデーショッピング時間を設けた。店舗にセンサリーフレンドリーな時間を設けることで、これまでは獲得できなかったような新しい層の顧客を食料品店に引き入れられる可能性がある。
テクノロジー
バイオテクノロジー が美容製品開発への新しいアプローチを加速。強化するロレアルグループ:Beauty & Wellness Briefing
バイオテクノロジーはこの12カ月間において着実に美容業界の主要な関心分野となっており、成分の発見と生産におけるパラダイムシフトの可能性が開かれつつある。
美容分野で活躍するバイオテクノロジー企業とその提携企業らによると、バイオテクノロジーの可能性は計り知れないという。バイオテクノロジーとは工学やほかの自然科学を利用して藻類や細胞などの生物を操作する能力であり、主な機会は持続可能性と成分発見に関するものだ。だが、副次的なメリットには、成分を拡張したり、新しい製品カテゴリーを創出したり、時代遅れになったカテゴリーを排除することや、最終的には美容業界を定義するアートと科学の融合を理解するための新しい視点の提供などが挙げられる。これらの若いバイオテクノロジー企業には巨額の資金が投入されている。
対話型AI「Google Bard」の使い方は? 情報収集やプログラミング、文章作成などがトップ10入り【Google調べ】
性能はChatGPTに負けず劣らず? 注目のAIチャット「Bard」の活用方法は?
Googleは、2023年のBard活用方法トップ10を発表した。BardはGoogleが提供する会話型生成AIサービスで、2023年5月に日本での提供が開始して以来、多くのユーザーに利用されている。調べ物や相談などの「情報収集」に関するものが多数ランクイン。1位は「事実に関する調べもの」で、単一・複数の明確な答えを探すものが多く見られた。2位は歴史、文学、経済や最新テクノロジーなどの専門領域に関する「専門的なトピックの相談」で、9位には辞書の逆引き検索のように「言葉を調べる」が入った。