CMOマーケティングレター #60
SNS
「Meta認証」サブスクリプションを日本で開始、「Instagram」と「Facebook」で利用可能
米国Metaは、契約ユーザーに認証バッジ、なりすましに対するアカウント保護、アカウントサポートなどを提供するサブスクリプション(定額課金)「Meta認証」を日本でも7月13日から順次始める、と同日発表した。
Meta認証サブスクリプションは「iOS」「Android」が月額1990円、ウェブ上では同1592円。Meta認証が使えるのは、利用資格を満たす個人か「プロフェッショナルプロフィール」を利用しているクリエイターのみとなる
Twitterの代替SNS、最有力候補は「Threads」。次世代プラットフォーム4種を比較【トドオナダ調べ】
調査によると、Threads・Mastodon・Bluesky・Misskeyのうち、ウェブニュースの数が多かったのは圧倒的に「Threads」。後発のSNSではあるが、記事数では6.6倍、仮想PVでは8.9倍、記事ツイート数では3.7倍の差をつけていた。
プレスリリース数を比較しても、企業がサービスとして着手しているのはほぼThreadsのみであることがわかった。
マーケティング
電子雑誌は“誰が・いつ・何を”読んでいるのか? 利用者メインは30・40代【ビデオリサーチ調べ】
まず利用者の性・年齢層を集計すると、年齢は20代・30代・40代・50代・60代では、「40代」28.3%が特に多く、「30代」24.4%がそれに続く。合計すると30代・40代で過半数を占める。
また本誌(紙の雑誌)と比較すると、30代は特に電子雑誌の利用率が高い。
男性は「総合週刊誌」88%、「エンタメ・趣味」73%、「スポーツ・車」60%が上位。女性は「女性ファッション」87%、「料理・暮らし・健康」84%、「女性ライフスタイル」84%が上位だった。女性は上位3ジャンルが特に強い。
一方で下位を見ると、男性でも「女性ファッション」「女性ライフスタイル」、女性でも「男性ファッション」「男性ライフスタイル」を購読している人が一定数存在することが明らかとなった。特に男性の43.2%は女性ジャンル上位の「料理・暮らし・健康」も閲読している。
無人店舗をオープンした化粧品ブランドのオルビス、有人→無人化で見えた変化や課題とは?
オルビスは2023年5月、JR立川駅直結の商業施設「グランデュオ立川」に、化粧品業界初となる事前の顧客登録などを必要としない無人販売店舗※「ORBIS Smart Stand(オルビス スマートスタンド)」をオープン。
支払いは、交通系ICカード、クレジットカード、QR決済のみで現金対応はしていない。一連の操作はシンプルなため、無人決済やセルフレジに慣れている人であれば、それほど難しく感じない
「現状の仕組みでは来店客層を詳細にチェックできていませんが、無人化前後の売れ行きの変化を見ると男性向けの『ORBIS Mr.(オルビス ミスター)』シリーズが伸びています。以前は、『女性のビューティーアドバイザーしかいない店舗に入るのに抵抗がある』という男性客の声が聞かれていたため、無人化により男性客が利用しやすくなったのかもしれません」
「そのほか以前からの売れ筋商品も相変わらず好調ですし、また閉店間際に売上が伸びる傾向もあり、既存のお客様が“仕事帰りにサッと購入する”といった需要があるのだろうと思います」
「Amazonプライム」利用事業者に1ユーザー向け法人会員「BusinessプライムDuo」を無料提供
アマゾンジャパンは、有料会員制プログラム「Amazonプライム」を利用する事業者を対象に、1ユーザー向けの法人会員プラン「BusinessプライムDuo」を無料提供する、と6月27日発表した。
BusinessプライムDuoは、中小企業の経営者や個人事業主が対象となる。法人価格で対象商品を購入したり、請求書払いなどの機能を利用したりしてビジネスでの購買に役立てられる。数量割引が適用された商品や「定期おトク便」などビジネスで有利な購買体験ができる。個人と、ビジネスで使う経費を分けて管理可能で、ビジネス購買の効率化にもつながる。
テクノロジー
画像生成AI「Adobe Firefly」ウェブ版のプロンプト入力が日本語など多言語に対応
米国Adobeの日本法人、アドビは、米国本社が同社の画像生成AI(人工知能)「Adobe Firefly」ウェブ版のプロンプト(指示文)入力を日本語、ドイツ語、スペイン語、フランス語、ブラジルポルトガル語など100以上の言語に対応させたことを7月12日に発表した、
Adobe Fireflyウェブ版は現在β版。これまでプロンプトは英語に限られ、ユーザーインターフェースも英語版だった。今回、日本語のプロンプト入力が可能になった。「テキストから画像を生成(Text to image)」「生成塗りつぶし(Generative Fill)」「生成再配色(Generative Recolor)」「テキスト効果(Text effects)」の各機能が日本語で使える。
大日本印刷、ロールプレイング型のメタバース構築サービスを提供開始
7月13日、大日本印刷は、ロールプレイング型のメタバース構築サービスの提供を開始した。
同サービスは、安全・安心に楽しめるバーチャル空間を構築するXRロケーションシステム「PARALLEL SITE(パラレルサイト)」の機能を拡充したもの。多様なテーマについて楽しみながら理解・共感を深めるゲーミフィケーションの要素を盛り込んでおり、複数の参加者がコミュニケーションをしながらシナリオにある課題解決やイベント参加などを行う。
今後、同社は企業の研修やワークショップ、自治体などの防災教育などの用途で企業・自治体等の学習・研修・イベントなどに提供。関連サービスを含め、2028年度までに累計20億円の売上を目指す。
KARTEのリアルタイム解析データをトリガーとする顧客起点な機能をコードひとつで開発可能に
プレイドは、CXプラットフォーム「KARTE」を基盤に、独自機能やアプリケーションをサーバレス環境でも開発できるプロダクト「KARTE Craft」の提供を開始した。
これにより、同社のリアルタイム解析データをトリガーにした独自の機能や、アプリケーションをコードひとつですばやく簡単に構築。
既存の自社システムや活用する外部サービスと連携させることで、開発・運用コストを抑えながら自社サービスやサイトを顧客起点なものへと進化させることができる。
「AIアナリスト」で「GA4」のデータ自動分析・施策効果評価の「効果検証(GA4)」提供
WACUL(ワカル)は、データ分析ツール「AIアナリスト」で、Googleの新しいアクセス解析ツール「GA4(Googleアナリティクス4)」のデータを自動分析して実施施策の効果を評価する機能「効果検証(GA4)」の提供を始めた、と7月11日発表した。データだけでは見えにくい施策の評価で改善につなげられる。
効果検証(GA4)の特長は、施策管理機能内の施策スレッドから作成可能▽GA4分析設定でのCV(コンバージョン)=最終成果=を分析(CVの複数選択可能)▽施策の対象ページ・対象ページからの遷移状況を確認したいページの指定が可能▽出力データの機器別・流入元別の絞り込みが可能▽メモ機能・複製機能で条件を変更した検証の管理・複製が可能--など。